睡眠不足・寝不足がニキビ・ニキビ跡には良くない
睡眠と肌荒れやニキビには、深い関係があります。
一般的には、寝不足が続くと肌が荒れる、ニキビの原因になるといいます
寝不足になると血行が悪くなり、その結果冷えや便秘になります。血液中に貯まった老廃物を排出することができずに、新鮮な酸素の配達も困難になります。これが肌荒れやニキビの原因とされていますが、睡眠にはもっと大切な役割もあります。
人は眠っている間には何もしていないと思うかもしれません。実際には私たちの体は、眠っている間に体内で様々な調整をしているのです。夢を見ることも、その日起こった出来事を脳内で調整して心のバランスをとっているといわれています。
また眠っている間に、脳内から成長ホルモンが活発に分泌されます。成長ホルモンは、疲労の回復や骨の形成、肌のターンオーバーなどに影響があります。成長ホルモンがきちんと分泌されないと、きれいな生き生きとした肌にはならないのです。
一般的に成長ホルモンは22時から2時までの間で分泌が活発になります。単純に考えれば、その時間帯に眠っていればよいと思うでしょう。しかしそこに落とし穴があります。
成長ホルモンの分泌は、寝入ってから2時間後から活発になります。0時にベッドにはいっても、最も分泌される時間帯には、まだ体は成長ホルモンの分泌の準備が整っていないことになります。
質の高い睡眠のためのコツ
ただ眠っているのではなく、質の良いしっかりとした睡眠が必要になります。それには眠るためのコツが必要です。
パソコンなどの画面のブルーライトを浴びていると、脳が覚醒して良い睡眠の邪魔になります。眠る30分前には、ゲームやスマホを見ることはやめて、間接照明の中で静かに体を休めます。
入浴直後は、体が温まり交感神経が優位にたつので、眠りづらくなります。少し早めにお風呂を済ませておきます。
眠る直前に食事をすると、胃の動きが活発になるので、良い睡眠はとれません。どうしても食べたいときは、消化の良いおかゆやうどんなどですませます。
ニキビ跡を消すには
肌の新陳代謝を高めてターンオーバーを正常化することが近道です。ニキビ跡のためのスキンケアも、ターンオーバーを順調にするための手助けしているのです。
ニキビを出さないために、出来てしまったニキビ跡をきれいにするために、規則正しいしっかりとした睡眠をとってください!