皮膚科のディフェリンゲルでニキビ跡の赤みは治る?
皮膚科を受診すると、ニキビを治す為の薬としてディフェリンゲルという薬をよく処方されると思います。
ディフェリンゲルという薬は、アダパレンという成分が含まれていてニキビに効果がある外用薬
アダパレンとは
ビタミンA誘導体の一種であるトレチノインと同じ作用がある有効成分のことです。アダパレンには肌のターンオーバーを促進したり、皮膚の角質化を抑えて皮脂や詰まり等の老廃物をスムーズに外へ排出してくれる働きがあって、ニキビに悩む人にとっては欠かすことのできない成分と言えます!
副作用がデメリット
健康保険が適用されるので、値段もお手頃で病院やクリニックでもよく使われますが、副作用が出たり刺激が強いことがデメリットです。
副作用の症状としては
肌がいつもよりも敏感な状態になるので、普段使っている化粧品が旧に合わなくなる可能性があります。
そのまま同じ化粧品を使い続けるのは危険なので肌に優しい低刺激の化粧品に変えることをオススメ
ニキビ跡には意味がない
ディフェリンゲルは毛穴の詰まりを解消してくれる効果があるので、ニキビ跡の大きな原因である肌の炎症の悪化を防いでくれます。その為、ニキビそのものやニキビの予防には高い効果がありますが、既にできてしまっている赤み等のニキビ跡にはディフェリンゲルでは効果がありません。
ニキビ跡になってしまった段階では、炎症が抑まっているので使っても意味が無いですし、薬の成分が肌の奥まで届きません。まだ炎症が抑まっていない状態で、きちんと炎症を鎮めてくれる効果のある薬を使うようにしましょう。
ディフェリンゲルは、あくまでもニキビに対する薬なので自己判断でニキビ跡に塗るのはとても危険な行為です。
刺激が強い分、赤みが悪化したり副作用の影響で肌がダメージを受けてしまうので絶対に止めましょう
ニキビにディフェリンゲルを使って何らかの副作用が出た場合は、保冷剤で冷やしたりすると少しは症状が軽減します。
ディフェリンゲルは、ニキビに非常に効果が高くて安価ということでとても人気の薬ですが、刺激が強い薬だということを忘れてはいけないと思います。使うことで膚にどんな影響があるのか、もし副作用の症状が出た場合はどう対処すれば善いのか等、薬を使う前にしっかりと確認や準備をしておくことが肌荒れの無い綺麗な肌に近づく第一歩なのです。